はなこきゅうとくちこきゅう。
【口は災いの元】
タイトルを漢字にすると、
「鼻呼吸と口呼吸」
です。
今日は、
《呼吸》
について。
僕は普段から鼻呼吸なので、
口呼吸の方のことを考えたことがありませんでした。
風邪ひいて鼻が詰まった時だけ、
タオルを口に巻いて口呼吸で寝たりしました。
最近は風邪も引かなくなったので、
一切口呼吸を意識したことはありません。
タオルを口に巻く時は、
ティートゥリーとかユーカリのアロマを滴らしたりするのもいいですね。
もちろん、100均のとか市販のアロマは要注意です。
元に戻します。
鼻呼吸と口呼吸では、
驚くほどの違いがあります。
リウマチの専門医が、
リウマチ患者のある共通点に気づいたそうです。
それは、
《たいていのリウマチ患者の息が臭かったということ》
普通なら、
「だからなんだ?」
となるんですが、
さらに原因を突き詰めていくと、
「リウマチ患者のほとんどが口呼吸だった」
いう事実に行きついたのです。
口呼吸と鼻呼吸の決定的な違いは、
大きく3つ。
「酸素摂取量」
「免疫機能」
「睡眠障害」
です。
鼻の穴の中には、
もちろん鼻毛(びもう)も生えていますが、
鼻の奥の粘膜にも絨毛という微細な毛がたくさんあり、
湿度を高めることで酸素摂取量を上げたり、
ウィルスや細菌などに対する免疫機能を高めているのです。
酸素摂取量が少ないと、
頭がボーッとしたり、
免疫機能が低いと、
風邪をひきやすかったり、
虫歯になりやすかったり、
アレルギー体質になりやすかったりします。
リウマチも、
免疫機能に異常が出る、
免疫の疾患です。
そして花粉症もその1つ。
あなたの周りにも、
よくイビキをかく人に花粉症が多かったりしませんか??
イビキは口を開けている時にかきます。
口を閉じながらイビキをかく真似をしてみてください。
結構、難しいんです。
そして、
舌の筋肉や表情筋が鍛えられづらいので、
ノドを圧迫したり、
酸素が多く吸収できないので、
睡眠の質にも影響が出ます。
【口呼吸になってしまう原因は?】
先述の通りそのひとつに、
舌の位置があります。
また、
舌の筋力が弱いと、
舌がデロ~ンと口の中で下がってしまい、
姿勢に影響を与えたり、
カラダの緊張を生むこともわかってきています。
あらゆる整体をしても腰痛の改善ができなかった方が、
舌の位置を変えただけで改善したということもあります。
【舌の鍛え方】
では、
「どうしたらいいの?」
と思った方。
鍛えればいいんです。
筋トレというと面倒くさかったり、
大変なイメージがありますが、
コレはとても簡単です。
《あ・い・う・べ》
と発音する形で口を動かします。
声を出すとより効果的です。
ただ、
場所は考えましょう笑
あ・・・口を大きく開ける
い・・・口を大きく横に広げる
う・・・口を突き出し、すぼめる
べ・・・舌を思いっきり出す(あっかんべーのマックス)
コレを、
1秒ずつ5セット~10セット
やるとだんだん変わってきます。
コレがクリアできると、
鼻うがいというヨガの行法にもある、
さらに上のデトックス方法もとても有効になってきます。
まずは、
あなた自身のカラダのズレと向き合うことから始めてみませんか??
人は学び、成長する。
健康のその先へ。
笑顔のその先へ。
習慣をデザインして、毎日をハッピーに。
さぁ、新しい自分に会いに行こう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!